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ADHDのラスカルの手帳

四国在/20代でADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)と診断/コンサータ・ストラテラ/うつ/社会不安/アルバイター/ クラウドワーカー/生きるための記録/

ADHDの私が、コミュニケーションが苦手な5つの理由【ワーキングメモリ】

ワーキングメモリ ADHD・注意欠陥多動性障害・注意欠如多動症

ADHD(注意欠如多動性障害/注意欠陥多動性障害)の池田ラスカルです。

最近、ネットや書籍でも「ADHDはアスペルガー(自閉症スペクトラム)と違ってコミニュケーションに問題がない」という書き込みを見かけます。

確かに社交性の高いADHDの方もいるかもしれませんが、障害の特性上コミニュケーションに問題が出ることもあります。

私は、会話や人とのコミュニケーションにめちゃめちゃ悩んでいます。

今回は、ADHDの症状とコミニュケーションの関連について書いていきたいと思います。

 

目次

 

①会話のキャッチボールがスムーズにできない

 

ADHDはワーキングメモリ(短期記憶)が弱く、脳内の情報処理能力に問題があると言われています。「必要な情報を一時的に保持し、情報を処理する」ことが苦手です。

 

人との会話は、情報処理の繰り返しです。

私の場合、相手から何かを言われても、その言葉の意図を理解するのに少し時間がかかったり、言葉の一部が聞き取れなかったりします。

会話のキャッチボールがスムーズにできなくて、投げてきたボールをすぐに投げ返せない。返す言葉を探すのに時間がかかり、適当な返事で誤魔化したり、苦笑いをしてやり過ごしたりします。

あとで時間が経ってから「さっきのはああいう意味だったんだ」「ああいう風に言葉を返せば良かった」と思いつくのですが、その時にはもう会話が終わってます。

会話のテンポが遅く、スムーズにできない。メールやラインなら、時間をかけて返せばいいけど、声と声での会話はそうはいきません。私は電話も苦手です。

 

②言われたことを忘れる、人の名前や顔が覚えられない

ADHDはワーキングメモリ(短期)の容量が少ないため、すぐに忘れてしまいます。会話をしていても、相手が話した情報を頭に保存できずに、あっという間に抜けてしまいます。

人の名前や顔を覚えるのも苦手です。私は日雇いアルバイタ―なのですが、例えばこんなミスをしてしまいます。

 

・イベント会場でティッシュ配りをしている時に、客と間違えてイベント会社の担当者の人に渡してしまう。

・倉庫での日雇いで、仕事の指示を出してくれるリーダーの顔、名前を忘れる。誰に聞いていいのか分からなくなり、適当な人に声をかけまくる。

・休憩中に「前も来てたよね?」と声をかけられるけど覚えてない。

 

覚えるのが苦手だと自覚しているので、頭の中で無理やりエピソードを作って記憶するようにしています。相手の名前が「高橋」なら(元モー娘。の高橋愛ちゃんと同じタカハシ…)と印象付けて、その人と高橋愛ちゃんを一緒に想像してインプットします。

 

エピソード記憶とは?

個人的に体験された出来事についての記憶。 カナダの心理学者タルヴィングが、「命題記憶」の1分類として「意味記憶」と対比させた概念。 たとえば「みかん」という言葉から想起される「小さい頃、おばあちゃんの家のこたつで一緒にみかんを食べた」という思い出や、そこから連想される具体的な経験がエピソード記憶にあたる。

 

 

③情動的で自己中心的な言動

私は、周りから「マイペース」と言われます。実際は常に人の顔色をうかがってる(つもり)なのですが、衝動性から自己中心的な行動をとってしまいます。

 

・いきなり言わないといけないことを思い出して、会話の流れを無視して言いたいことを言う。

・家族や親しい相手との会話で、思ったことをすぐに声に出して失言してしまう。 

・思い付きで行動して周りを振り回してしまう。

・ラインで返信をしない。

 

その結果…↓

 

 

④過集中、注意欠陥で周りが見えていない

過集中や注意欠陥などの症状で、視野が狭くなり、周りが見えていないことがあります。

 

仕事中にミスして慌てて上司に声をかけたが、その上司は電話中だった(電話してることに気付かなかった)

飲食店バイトで清掃ために個室に入ったら、休憩中の料理長が寝ていた。個室の前に靴がおいてあり、ドアを開けたら寝ていることがすぐに分かるはずなのに気づかなかった。そのまま掃除を続けていたら怒られた。

周りの人たちが協力して重い荷物を運んでいるのに、自分の作業だけに集中し過ぎて、気づかずに一人でマイペースに仕事をしていた。

 

このようなことを繰り返してしまい、仕事でも自己中心的だと怒られることがあります。

 

 

⑤人と関わることに自信が持てない

 

私の今までの人生は失敗の連続でした。何もやり遂げられない、人から怒られる、嫌われる…対人関係での失敗も多く、自分に自信が持てなくなりました。

人と関わることにも自信がなくなり、仕事では常に「相手に怒られたくない」という気持ちを抱えて過ごしています。その結果、人付き合い事態が嫌になり、どんどん人を避けるようになりました。

 

最近ではアドラーの本を読んで無理やり自己肯定感を高めています。

嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え

1分間アドラー

 

コミュニケーションからは逃げられない

コミュニケーションを避けているとますますワーキングメモリが低下するそうです。そしてもっとコミュニケーションが下手になっていく…。会話は脳を活性化させるので、訓練のためにも行った方が良いそうです。

過去記事→人と話さないとワーキングメモリーが低下するという衝撃の事実にショック。

できるだけ人と関わらない仕事を選んでます。しかし、外で働くこと、生きていくことは人と人との関わりです。会話が上手になりたいです。

ビジネスマナー、コミニュケーション、会話などの自己啓発本を沢山読んだのですが、一番役に立っている本を紹介します。

 

 

この本の良さは、実用的であることです。実際に自己啓発本を読んでも「ふーん」と思って終わることが多いのですが、この本は書いてあることを実践しやすいです。

66のルールをずっと頭に入れておくのは無理なので、何度も読み返してます。今も会話のキャッチボールが苦手ですが、この本に書いてあることを真似しながら少しづつ克服したいです。

 同じ作者の方の書籍で「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方 やっぱり大事!! 46のルール 【会話がとぎれない!話し方シリーズ】という書籍もあります。私は両方持っていますが、書いてあることは似ています。どちらもお薦めです。