ADHD(注意欠陥(欠如)・多動性障害)で治療中のラスカルです。特に、注意欠陥症状に悩んでいます。
私が苦しんでいるADHDは、脳のワーキングメモリーと関連が深いと言われています。
ワーキングメモリ (working memory:作業記憶,作動記憶) とは,短い時間に心の中で 情報を保持し,同時に処理する能力のことを指します。会話や読み書き,計算などの 基礎となる,私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。
ADHDの人は一般的に、ワーキングメモリーの容量が少ないとされています。一時的に記憶を保持して処理するのが苦手です。その結果、物忘れなど様々な症状を引き落とすと言われています。
通院のあと、薬局でふと手にしたチラシに衝撃のイラストが…。
"会話"にもワーキングメモリーが重要
子供のころから会話が苦手でした。相手の話したことを理解して、言葉を返すのに時間がかかります。
(なんて返したらいいんだろう…)と迷って、結局すぐに言葉が見つからない。笑ってごまかしたり、適当にその場しのぎで返事をしたり、的外れな返答をしてしまいます。
数分経ってから(あー、あの時ああ言えば良かったのに…)と気付いて後悔することが多いです。
電話は特に苦手。
相手の言ったことを忘れることもあります。言葉のキャッチボールが下手です。会話にも、大きくワーキングメモリーとADHDが関連していたとは…。
ワーキングメモリは使わないと低下する
「ワーキングメモリは使わないとさらに衰える…スムーズな会話が行えなくなる…」
恐ろしい一文が書いてありました。
まさに負の連鎖
ADHDはワーキングメモリが少ない
↓
会話が苦手
↓
会話を避ける
↓
さらにワーキングメモリが低下する
↓
さらに会話が苦手に…
人と話さないといけない
アルバイトはしているけど、職場でもほとんど話さないし、一人暮らしで家族とも話しません。元々欠落があるのに、どんどん脳が衰えていく…。
人と話さなくなると、認知症も悪化するそうです。人との会話はすごく脳を活性化させるようですね。
ワーキングメモリは鍛えることもできるようなので、脳トレについて調べてみようと思います。暗算や音読でも鍛えられると聞いたことがあります。
ちょうど簿記の勉強をしているので、計算や音読を取り入れて、習慣にしていこうかな。
人との会話も…増やさなきゃ…。話す相手いないけど…なんとかしたい!薬だけに頼っていてはダメですよね。色々考えていきます。