ADHDのラスカルの手帳

四国在住/20代でADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)と診断/社会不安障害(対人恐怖症)/アルバイター

注意欠陥障害の日雇いアルバイターのくだらない一日。今日も疲れた話。

注意欠陥・多動性障害の貧乏日雇いアルバイターの、どうしようもない日常の話。疲れた。

ギリギリまで布団から出れない

朝6時過ぎにアラームが鳴る。なかなか布団から出れない。軽い二度寝、三度寝をしかけて、何度もアラームに叩き起こされる。

f:id:sayashi:20160422212442p:plain

毎朝スヌーズ解除との戦い。今日一番の勇気を出して布団から這い出る。7時10分。目が覚めてから1時間以上も布団の中から出られずにいた。

 

 

7時35分までに家を出て電車に乗らないといけない。余裕なく朝の支度をする。

荷物は昨日用意した、洗顔して、歯磨きして、顔洗って、なんとか食パンを焼いて食べた。腕時計をつけて家を出る。駐輪場で自転車のロックを外しながら、次の受診日のことを考えてた。

(次の受診日でコンサータ減量してもらおう…コンサータを、コ…あ!飲んでない!)

すっかり飲み忘れていた。部屋に戻ってコンサータ錠36mgを慌てて飲む。不注意を防ぐための薬を飲み忘れる、という理不尽さを思う。

 薬を飲み忘れないためにお薬カレンダー を買ったのに、シートから薬を1回分ずつ切り離すのが面倒で活用できてない。そのにあるものを適当に入れてるケースみたいになってる。これはこれで便利だけど…

 

f:id:sayashi:20160422213737j:plain

 

今日のバイトも失敗の連続だった。

倉庫軽作業の日雇いのアルバイト。割り振られた仕事は、物品の在庫の補充。力仕事で、本来は男性アルバイターが任されることが多い。

他の作業スタッフは、作業台の上で商品の製造をする。その時に消費される物品の在庫を補充する。軍手をして、重い段ボール箱を運んで、作業台の上に置く。カッターナイフで開封する。空になった段ボール箱を回収して、カッターナイフで段ボールを分解して捨てる。その繰り返し。

必死に狭い倉庫を動き回った。運ぶのが遅れたり、要領が悪くて無駄な動きが多かったり、在庫がなくなってるのに気付かなかったり…

とにかく余裕なく動き回った。長袖の作業服と帽子の下から汗をかいて、暑さと脱水で気分が悪くなった。回収しきれなかった空の段ボールが狭い床に積み重なったり、放り投げられる。

床の箱につまついだり、台に手や足をぶつけたり、段ボール箱を落としたりした。休憩のチャイムが鳴って午前中が終わる。

 

 

帰りたくて泣きそうだった。

必死に動き回ってた午前中は、あっという間に時間が流れた。午後からが長い。作業にやや慣れた分、時間が経つのがとにかく遅い。頭の回転は悪くなっていく。必死に注意してるのに、午前中と同じ失敗を重ねた。時々聞こえる話し声が、自分の悪口のように聞こえる。メンタルがボロボロだった。

終業時間の30分前に与えられた仕事が終わる。何をしていいか分からなくなる。人の顔を覚えるのが苦手な私。指示をしてくれていたリーダーの社員さんが誰だか分からなくなる。作業着と帽子をしているので、顔を覚えるのを忘れてしまう。

それっぽい感じの男の人に勇気を出して声をかける。僕もアルバイトなので分かりませんと言われる。社員さんが気付いてくれて、掃除をするように指示をもらった。

 

何をしていいのか分からない。自分で勝手に判断して怒られる。

社員さんは「ゴミを回収してまとめてきて」と指示をしてすぐに立ち去って行った。どのゴミをどうまとめていいのか分からなかった。誰に聞いたらいいのかも分からない。とりあえずそこら中にあるゴミ袋をまとめる。パートの人にゴミ捨て場の場所を聞いて、ゴミ袋を捨てた。

あとで注意された。「あれはまだ捨てたらダメなやつだった」「○○と○○は分けないといけない、○○の紙はゴミじゃなくてリサイクルで…」「その段ボールは来週使うから分解したらダメなもの」

色々言われた。

終業まで10分くらい時間が余った。モップで掃除するように言われた。モップを探したけど、どこにあるのが分からなかった。パートの人に場所を聞いたけど、それでもどこにあるのか分からなくて、もう一度聞くのが怖くて聞けなかった。

分からないことはちゃんと聞かないといけない、勝手なことはせずに確認をとらないといけない…何度も失敗して分かってるのに上手くできない。

残り5分。仕事をしているフリをしてうろうろして誤魔化した。ようやく終業のチャイムが鳴った。

 

雨にうたれながら歩いた

退勤後、疲れ切ってしばらく更衣室で休んだ。駅までのバスに間に合わなかった。次のバスに乗るには、80分待たないといけない。仕方なく駅まで歩くことにした。雨が降っていた。どんどん雨が強くなっていく。

いつも鞄に入れている折り畳み傘は小さい。スニーカーも服も手荷物も濡らしながら歩いた。山道を40分ほど歩いて下った。歩きながら、今日の失敗を思い出した。仕事ができない自分が心から嫌になる。

この先生きていけない気持ちになる。疲れ切って、心もボロボロだった。

 

f:id:sayashi:20160422211634j:plain

たんぽぽが雨に打たれていた。子供の頃、保育園のお遊戯会で歌った歌を思い出した。

 

   時にはつらい人生も
   雨のちくもりで また晴れる
   そんな時こそ野の花の
   けなげな心を知るのです