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ADHDのラスカルの手帳

四国在/20代でADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)と診断/コンサータ・ストラテラ/うつ/社会不安/アルバイター/ クラウドワーカー/生きるための記録/

久しぶりに日雇い派遣のアルバイトに行った話 その① -待機時間の長さ

 オフィス系の仕事をして限界が来て、欠勤を続いた結果退職になった。まだ手続きが終わってなくてごたごたしてる。

とりあえずお金がないので5か月ぶりくらいに日雇い派遣に行ってきた。

ほんの数か月前までは、日雇いのバイトだけで生活していたのだ。マイナビスタッフ など、登録している派遣会社からは毎日のようにパソコンに求人のメールが届いていた。

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応募から勤務前日まで 

PCのメールボックスを開ける。登録している派遣会社から、日雇い求人メールが山のように送られていた。

何度も通ったことのある、倉庫内軽作業の求人に応募することにした。メールで返信して応募する。

 

  • 勤務時間:16:30-22:00
  • 時給:970円(前は950円だったけど値上がりしていた)
  • 駅からの無料送迎付き、作業内容は倉庫内でのピッキング・結束・検品・封入。  

 

メールで応募後、派遣会社から電話が入る

応募のメールを送った直後、派遣会社から電話が入った。

『人足りてないんで、10時から22時までのシフトで出れませんか?時給1050円です!ちなみに明日は無理ですか?あー…そういえばなんでしばらくうちで働いてなかったんですか?別の仕事やってて、やめたんですね?・・・!じゃあ来週からずっと暇ですか?来週のシフト(ry』

 

しばらく肉体労働をしておらず、体がキツイので、断る。

 

採用通知がメールで届く。必要物品を用意

無事に採用通知がメールで届いた。私が登録している会社では、日雇いの勤務前日に採用・不採用の通知が届く。

仮に10日前に応募しても、前日まで働けるか分からない。前日に翌日の求人に応募することも出来る。すぐに働けるのが日雇いの良さだと思う。

求人詳細を読みながら、必要物品を用意する。

安全靴、ジャケット、帽子、腕時計、軍手。全て以前支給されたものが手元にあった。軍手はダイソーで購入した。

日雇いの場合、始業前に集合場所や集合時間が決められていることが多いので、注意して確認する。

 

勤務当日-送迎の集合場所まで電車で移動

就業場所は山奥にある倉庫のため、送迎付きの求人だった。

送迎の集合場所は2駅先。駅までの交通費は出ない。

自宅から最寄駅まで歩いている途中に、マスクと帽子で顔を隠してた。この日、外に出るのは数日ぶりだった。

前の職場(病院、コールセンター)の人には会いたくないという気持ちで不安になる。この街で黒歴史をたくさんつくってしまった。

 

最寄駅から2駅先までの切符は、回数券で購入した。

(今日を機に、再び日雇いアルバイター生活に戻るだろうし、この駅に何度も行くことになるだろうな…)

そんな予感があった。

 

派遣会社が手配したマイクロバスで倉庫へ

駅から降りて、送迎車を待つ。集合時間は15時20分。10分までには到着していた。

普段は送迎車としてタクシーを手配してくれているが、それらしきタクシーがない。

しばらくしてマイクロバスが到着した

『〇〇(派遣会社)の方ですか?』運転手のおじさんが声をかけてくる。今日は人数が多いため、マイクロバスが手配されたらしい。

車内では点呼が取られた。既に他の駅で、2人の日雇い労働者を乗せていた。

私と同じ駅で2人が乗った。中年男性、大学生風の人、主婦っぽい人、30代くらいの人…年齢も性別も様々。

出発時間になっても1人来てなかった。

『次の電車で降りてくるかもね』と、とりあえず5分待ったが来ない。結局そのままバスは出発した。よくあることだ。

 

派遣先の倉庫に到着する

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倉庫は山の上にある。15分程度で到着する。マイクロバスを降りると、次の集合場所へ向かう。そして、車やバイクで通勤してきた日雇い労働者たちと集合する。

再び点呼をとる。2人くらい無断欠勤で来てなかった。

入館証を受け取り、入室する。作業場は5階にある。エレベーターはなくて、5回まで階段で上るのが少しキツイ。

休憩室に入ると備品を受け取り、管理簿に備品番号を記入する。

備品はカッターナイフ、指サック、輪ゴム、カットバン。1つでも紛失すると大騒動になるため厳重に管理する。

 

そして始業時間まで待機

この時点で15時50分。始業時間の16時30分まで40分時間が余っている。

休憩室でひたすら待機する。やたら待機の時間が長い。家を出てからもう2時間以上経過している。

16時になると、既に勤務をしていた人たちが、小休憩のため休憩室に入ってきた。

皆、疲れ切った顔をしていた。彼ら(彼女ら)は、朝の9時や10時から働いてるのだ。そして22時まで働くのだ。

長日勤は私も経験したことがあるけど、本当にきつい。

狭い休憩室がいっぱいになる。おしゃべりをする人、間食をする人、スマホをいじる人、机に伏せて寝る人。皆様々だ。

ここにいる労働者は、全員が非正規雇用者だ。

直接雇用の契約社員、パート、バイト。そして派遣会社からのレギュラー派遣社員、日雇い派遣で来ている人…雇用形態は様々。

そして派遣会社だけでも3社くらいから人が集まっている。

 

社会の底にいるような感覚

一人でぼんやりしていると、隣の女の子から声をかけられた。

 

『朝から来てる人ですか?』

「私は夕方からです。今日久しぶりに来たんです。」

『そうなんですね。このバイトけっこうしんどいですよね。でも好きな日に働けるし、友達とまた応募しようかな。あ、私〇〇大学なんです。学生さんですか?』

「学生じゃないです。もう卒業しちゃいました 笑」

『えーじゃあ今は社会人さんですか?』

「そうですね…今は他には仕事してないんですけど…」 

 

  

ここで会話が止まる。沈黙が気まずい。

学生のフリをすれば良かったと後悔した。

 

同じ日雇い労働者でも、格差がある。

学生や主婦などで片手間で働いてる人、本業があり副業として働いてる人…境遇は様々だ。

学生のアルバイトと、日雇いのみで生活するアルバイター…両者は、生活の余裕や社会的立場は全く異なる。

自分が社会の一番下にいるような、そんな気分になった。

 

始業時間になり、作業場へ向かう

彼女との話題を変えようとした時に、始業のチャイムが鳴った。社員が休憩室に入ってきて作業の振り分けを行う。

何度も何度も関わったことのある、女性社員さんと目が合う。

『あなた…うちは来たことないですよね?今日初めての方ですか?』

「そうです」と即答した。未経験だと思ってもらえた方がハードルが下がる。久しぶりの勤務なので不安で仕方なかった。

『では、そこからそこまでの5人は、奥の現場に一緒に来てください。』

そして重い腰をあげて作業場へ向かった。

 

続く…かもしれない