ADHDのラスカルの手帳

四国在住/20代でADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)と診断/社会不安障害(対人恐怖症)/アルバイター

ADHD(注意欠陥多動性障害)の診断を受けた後、障害者手帳3級が交付された話①-申請から手元に届くまで

 私は元々不安障害と鬱で通院しており、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されました。その後、精神障害者保健福祉手帳を申請しました。等級は3級でした。

手帳を取ろうと思ったきっかけ、申請方法など書いていきたいと思います。合わせて手続きを安く済ませる方法も書きたいと思います。

注意

これは取得ガイトではなくてあくまで自分の体験談です。実際の金額や手続き方法などは自治体や医療機関により異なります

 

申請しようと思ったきっかけ

  • 減免制度などを利用して、金銭的負担を減らすため
  • 障害者雇用での再就職を検討していた

 

当時、休職中で一人暮らしでした。傷病手当の支給もなく、辞めても退職金も出ないし、一般雇用で働けるか分からない…

ADHDと診断されたことで、注意欠陥のある自分が再び医療職に就くことに抵抗がありました。

フルタイムでの正規雇用は厳く、この先どうやって生きていけばいいか不安でした。事情が合って実家には帰れません。障害を抱えながら自立して生活していくために、最低限の支援を受けることは、私にとってどうしても必要なことでした。

 

 

 申請の流れ

1、主治医に診断書を書いてもらう

「手帳の申請をしたいので診断書お願いします」と持ちかけました。通常、主治医の方からすぐに「申請しましょう」とは言ってこないと思います。手帳受給はデメリットもあるからです(後で書きます)

医師の診断書を基に、審査で等級が決まります。症状により、日常生活や仕事にどれだけ制限があるかが基準となります。「買い物は行けてますか?」「金銭管理はちゃんと出来てる?」「薬は飲み忘れず管理できてる?」「お風呂毎日入ってる?」と色々問診を受けながら診断書を書いてもらいました。  診断書は保険適応外なので5000円でした(医療機関や自治体によって金額は異なります。)

※既に障害年金を受給している場合、年金証書の写しと照会に対する同意書があれば診断書は不要

 

自立支援と障害手帳は同時申請した方が診断書代が安い

精神科に継続通院している方は、自立支援医療の申請で自己負担1割になります。申請の時に自立支援医療診断書(精神通院医療用)が必要なのですが、この診断書も有料です。しかし、精神障害手帳と同時に申請する場合、手帳用診断書の1枚で済むそうです。

私は自立支援から1カ月遅れで別々に申請したので、診断書代で合計1万1000円くらい払いました。

 

2、顔写真と印鑑を用意

顔写真1枚(横3cm×縦4cm)と印鑑(認印可)が必要です。

顔写真は手帳に貼られる写真なので、あまりに別人みたいなものだと、手帳を提示した時に疑われます。私は就職活動の証明写真が余っていたので、それを使いました。

就職活動用に化粧して、笑顔を作りこんだ渾身の一枚だったので、すごく健康そうに写った写真が手帳に貼られることに。別に良いけど、違和感があります。

※証明写真の自動販売機で撮影すると高いですが、スマホの写真などをコンビニで証明写真用に印刷したり、証明写真用のアプリで撮影して自宅のプリンターで印刷したら、安く済みます。

 

3、必要書類・物品をそろえて自治体の窓口へ

私の場合は保健所でした。生まれて初めて保健所に行きました。

引っ越したばかりで土地勘もないのに、バス代がなくて炎天下の下自転車で50分漕いで、ふらふらでたどり着きました。(ちなみに帰りは20分だったので道を間違えてた)

入口に入るとすぐに大きなポスターで〈精神障害手帳、自立支援手帳申請の方こちらです〉と案内がありました。

受付で申請用の書類をもらって記入・捺印し、診断書と合わせて提出しました。提出後は申請受理書を受け取りました。

「手帳交付の決定まで2カ月かかります。交付が決まったら、連絡するので受け取りに来てください。その時に受理書と引き換えに手帳をお渡しするので、大事に保管してください」と言われました。

要するに引換券みたいなもの。

 

受け取りに行けない!無理を承知で郵送をお願い

そろそろ手帳の交付が決まるかな?と思いながら2カ月待っていたころ、非正規雇用での一般就労の仕事が決まりました。

研修中は月曜-金曜が勤務日。しかし受け取り窓口の保健所は平日昼間のみ開館。代理人の受け取り可とは書いてありましたが、一人暮らしなので家族に行ってもらうのは無理でした。

郵送は無理なのかな?無理を承知で、担当の保健課に電話をかけてみました。

 

私「すみません、手帳の申請を2カ月くらい前にした者ですけど、受け取り方法の確認で…」

職員「はい」

私「もし交付の連絡があった時に、窓口に受け取りに行くように説明を受けたんですけど、どうしても平日は仕事なんです。家族もいなくて…。郵送とかは無理でしょうか?」

職員「分かりました。交付が決定して現物が保健所に届いたら書留でご自宅に送りますね。(即答)」

 

あっさり郵送承諾してもらえたので驚きました。

そのあと3日後くらいに手帳が届きました。ちゃんと本人限定受取の書留での郵送でした。

送料も負担してもらったので申し訳ないです。

 

手帳が手元に届く

手のひらサイズの大きさで二つ折りになっていました。

カバーの色は身体・知的・精神など障害の分類によって分かれているそうです。色や形は都道府県によって異なります。この時にはじめて、自分が何級なのか分かります。

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※見本ですが他県の手帳の画像

私の都道府県のものも、こんな感じで一部透明になっています。中を開くと顔写真や住所が書いてありました。

表に「障害者手帳」と書いてあって、持ち歩いてる時にうっかり見られるので嫌なので、カバーの透明の部分に、キキとララのカードを差し込んでます。

 

障害者へ向けたパンフレットが届く

手帳交付から1ヶ月後くらいに届きました。都道府県が作っているものです。どんな福祉サービスや減免が受けられるのか、障害年金の申請方法、さまざまな相談先、医療機関の連絡先などが書いてありました。自治体の福祉課のサイトよりも詳しく載ってあり、参考になりました。

手帳をどのように使っているか、また続きで書いていきたいと思います。

 

 

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